宮崎洋史のブログ

テーマを設けず書いてます。

ゲーム手法を導入したらスピード違反が減った

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数日空いてしまいましたが、翻訳シリーズは続きます。
今日は「ゲーミフィケイション」がテーマ。

ゲーミフィケイションとは、ゲームの考え方やメカニズムを他の分野の問題解決に応用すること。そのコンセプトに異を唱える人もいるのですが、この記事内ではゲーミフィケイションの成功例が7つ紹介されています。

7 Winning Examples of Game Mechanics in Action

ここではそのなかの一つ「ドライバーに制限速度を守らせる」をお届けします。

多くの国で、スピード測定カメラ(いわゆるネズミ捕り)で、何千というドライバーがスピード違反の切符を切られています。走行中にフラッシュを見たら、それは数日後違反切符が届くことを意味しています。違反金の額が、スカンジナビアの国々がその代表ですが、超過スピードではなく違反者の給与によって決まる国もあります。サンフランシスコでMTVのゲームデザイナーとして働くKevin Richardsonはゲームの考え方を用いてこの問題にあたることにしました。

それは「ネズミ捕りカメラくじ」とでも呼べる独創的アイデアで、制限速度を遵守したドライバーに賞金付きくじの当選権を付与するモノです。無違反ドライバーは違反ドライバーが支払う反則金を山分けするのです。Richardsonはゲーミフィケイションのコンセプトを使って、「罰を与えることによる規制」を「ポジティブ&漸進的な経験」に変化させたのです。

ストックホルムのある測定地でのテストでは、そこを走行する自動車の平均時速が20%遅くなりました。同じ手法がアメリカ全土で行われたと仮定すると、千単位の交通事故によるけが人の減少、数百万ドル相当のコストの低下、そして大きな環境的利益を意味します。

今日の英語
snare 小動物を捕まえる罠
proceeds 収益、収入

7月11日 元記事へのリンクを追加