宮崎洋史のブログ

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オススメ本は「書籍のDNA」が教えてくれる?

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今日の英文記事は、BookLampという書籍のレコメンデーションエンジンの話

Startup Plotting a Pandora for Books

BookLampはまだテクノジーデモンストレーションの段階で、サービスインしていません。が、すでに出版社とパートナーシップを結び、収支がブレイクイーブンなのだそうです。

このエンジンの特徴は「書籍の売上げデータ」ではなく「書籍のDNA」をもとにレコメンデーションを行うことです。


Tech_Demo_Booklamp from CGHM on Vimeo.

▼従来のエンジン
「ダビンチコード」購入者の多くが「書籍A」を購入している。
だから「ダビンチコード」を購入した人に「書籍A」をレコメンドする。

▼BookLampのエンジン
「ダビンチコード」は18.6%の宗教・宗教機関、9.4%の殺人捜査、8.2%のアート・アートギャラリー、6.7%の秘密結社を含むと判定。他に書籍の密度や尺を加味して判断し、ダビンチコードを購入した人に同じDNAを持つ「書籍B」をレコメンドする。

BookLampはその判断基準が書籍内容なので、他のソーシャルレコメンデーションシステムに見られるような広告の影響を受けず、大きなユーザーベースも必要としません。なので、まだ売れていない作家の作品と読者を結びつけることができます。

音楽配信サービスに「Pandra」というものがあります。これはユーザー自身の好みの音楽を分析しピックアップしてくれるサービス。BookLampはこれの書籍版を目指しているようです。

僕が興味を持つのは「書籍のDNA」なるものが存在するなら、それをアルゴリズムで判断できるのかと言うこと。そして日本語でも同様のレコメンデーションが可能かと言うこと。

答えがYESの場合、それはコンピューターが脳に一歩ずつ近づいて来るようで、ちょっと気味悪い感じがします。