宮崎洋史のブログ

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トイレ有料化で考えた限界費用とアニマルスピリット

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ツイッターで「限界費用云々」とツイートしたら、フォロワーから説明を求められたので、はい、ではここで説明します。

限界費用とは、サービス提供を1単位増やした際に「追加的に」発生する費用のこと。追加的といってピンと来ない場合は「新たに」発生する費用と考えるとヨイかな。

あと「限界」という語法に戸惑う人が多いと思うけど、これは英文では「マージナル」といい「とるに足らないほど小さい」って意味です。

▽「単なる」費用
さて、例えば航空会社が乗客に「トイレサービス」を提供する場合、ざっくり言うと以下の費用が発生します。

  1. トイレの設置費用
  2. トイレの清掃費用
  3. トイレットペーパーなどの費用

「トイレサービスにかかる費用」 と言った場合は単純に1+2+3になります。

▽「限界」費用
次にトイレ利用者が一人増えるたびに追加的に発生する費用(限界費用)はいくらか考えてみましょう。

トイレ自体は既に設置されているし、清掃費用はトイレ利用者の多少とは無関係。トイレットペーパーの費用は、確かに増えるでしょうが、大した金額ではないはず。
ということは、はい、トイレサービス提供の限界費用はほとんどゼロということになります。

別の言い方をすると「トイレ利用者が一人でも10人でもかかる費用は同じでしょ」ということです。

…と限界費用に関する説明は以上なんですが、vonxlaさんからの突っ込みで本件の別の見方にも気付きました。

僕の前提は「お客さんから頂くお金は費用をまかなうため」 だったのですが、vonxlaさんのそれは「収益機会をあくまで追求」というものだったからです。

便意は我慢できないので、それを処理するために乗客は必ずお金を払うはずです。
収益機会をあくまでも追求するこの姿勢をアニマルスピリットというのかもしれません。